枯れた心に潤いを【三途春千夜】

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三途「…怒ってねぇよ」








声は結構怒ってる
怒ってないなんて嘘ってことがすぐにわかる









三途「お前を怪我させてしまった俺自身に怒ってる」











貴方「え…？…それは……春くん悪くない……だって春くんに知らせもしてなかったし……」










三途「違う。他の誰かじゃなくて俺がお前のそばにずっといたら…入れたら…お前をこんな怪我させなかった」










なにそれ











そんなこと言われたら











私期待するよ？












貴方「春くんが駆け付けてくれて…手当もしてくれたから…もう怪我も痛くない。ありがとう」











そういえば今度は照れる春くん。








忙しい人だなぁ









貴方「ねぇ春くん」










三途「あ？」












抗争は確か明明後日だよね。











どうしてか嫌な感じがする






胸騒ぎ…なのかな











貴方「死なないでね」











三途「当たり前だろ？」















その言葉を聞いても安心できない











どうしてだろう











私も行かなきゃ












そう思うほど胸が騒ぐ

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