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あの話をしたあとの記憶は曖昧で
気付いたら千冬と春くんと
千冬の部屋にいた
まぁ曖昧ってのは嘘で
私が記憶したくないだけなのかもしれない
三途「もうお前は何も考えるな。俺らに任せとけ」
私の心を察したのかそう言ってくれたのか
また助けられた
私も春くんのこと支えたいのに
なにかしてあげたいのに
貴方「っ……ごめ…なさい…」
何もできなくて
迷惑ばっかかけて
貴方「ごめ……ごめ………ん………ね………」
こんなふうに泣けば更に迷惑かけるのわかってるのに
涙は止まってくれない
春「言っとくけど…迷惑とか思ってねぇからな。俺がしたくてしてることだ。だから…謝んなよ」
千冬「昔のAみてぇだな。なんか安心したわ」
千冬は昔の私を知っている
今とは正反対で素直な子供だった私
いつからか感情が消えたように愛想笑いしかできなくなって
でも春くんが私の枯れた心に水をくれたんだ
だから今の私に昔の私が返ってきたのは
春くんが私の心を咲かせてくれたから
でも何でかな
私の心がまた
枯れ始めてるんだ
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愛姫(プロフ) - 葵さん» こちらこそ、読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - arare19951997さん» こちらこそ読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 初コメ失礼します。なんかもう読んでて涙がボロボロと出てきたんですよこんなに素敵な物語作ってくださりありがとうございます。 (2022年6月27日 16時) (レス) @page41 id: cef7620b1c (このIDを非表示/違反報告)
arare19951997(プロフ) - もう自分も読んでて涙止まりませんでした🥺素敵なお話ありがとうございます😊 (2022年3月17日 11時) (レス) id: 8b071c29e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛姫 | 作成日時:2022年3月2日 19時