19 ページ19
三途side
急に耳を塞いで蹲るAに慌てて駆け寄る
今までこいつのこんな姿見たことねぇから胸が痛む
俺はこいつを笑顔にしてやりてぇのに
何一つ助けられてねぇ
貴方「どうせ…悪いことでしょう?……もう……聞きたくないの………」
千冬「…でも聞いといたほうがいい。Aの今後の為でもある。」
こいつらは従兄弟どうし。
お互いの家庭のこととか知ってるからこそ
今回は引けねぇのか
夜逃げした理由はなんとなく察した
Aが聞いたら絶てぇ傷つく
貴方「……じゃあ………私の部屋……私の部屋で聞きたい……」
千冬「……まぁ……いいか。。そんなすぐ来ねぇだろ」
来るというのは不良
でも俺達とは類が違う
本当の闇社会にいる不良だろ
んなの来たら流石に俺ら二人で勝てるはずがない
マイキーにも連絡は入れてあるけど
三途「……なるべく手短に終わらせるぞ。」
貴方「……っ………」
ほんとはここを出たくないとか
聞きたくないとか言いたいんだろうな
でもこいつは頭がいい
もう色々と察してるはず
今後起きるかもしれないことまで
だからいま言葉を飲み込んだんだ
三途「不満なら後で沢山聞いてやる」
クシャッと頭を撫でてやれば少し頬を赤らめるA
くそ………可愛すぎんだよ…
184人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛姫(プロフ) - 葵さん» こちらこそ、読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - arare19951997さん» こちらこそ読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 初コメ失礼します。なんかもう読んでて涙がボロボロと出てきたんですよこんなに素敵な物語作ってくださりありがとうございます。 (2022年6月27日 16時) (レス) @page41 id: cef7620b1c (このIDを非表示/違反報告)
arare19951997(プロフ) - もう自分も読んでて涙止まりませんでした🥺素敵なお話ありがとうございます😊 (2022年3月17日 11時) (レス) id: 8b071c29e9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:愛姫 | 作成日時:2022年3月2日 19時