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入院から三日後
私は無事に退院ができた
帰ってきた家には人の温もりもなにもない
私一人だけの孤独な空間となった
元々家族とそんなに触れ合いもなかったし
こんなの平気だし
貴方「平気な……はずなのになぁ」
一人なんて苦じゃなかったのに
三途くんと出会ってからの私は
寂しがり屋になったみたい
泣きそうになっているところに家のチャイムが鳴り響く
こんなお昼時に誰だろ。
貴方「どちら様ー……って………千冬？と…春……くん」
春「松野くんがAに用があるらしい」
千冬の前だからか猫かぶりな彼
クラスでの彼を見ているようで少し可笑しい
千冬「お前んとこのおばさん、夜逃げしたんだろ？」
貴方「え、なんで知ってるの…？」
千冬は私の従兄弟
小さい頃から親同士中が良くて
自然に私達も兄妹のような存在になっていた
千冬「母さんから聞いた。それで家に来ないかって。」
それを聞いた三途くんが何故か驚く
驚きたいのは私なんだけど
別に抵抗は無いんだけどね
でもこの家を離れるのが少し寂しかったり…
もしかしたら帰ってくるかも……なんて
千冬「ここで待ってても帰ってこねぇよ。この家もお前一人じゃあぶねぇから。」
この家が危ない？
三途「あー……察した。俺にも話聞かせてくれない？Aとはクラスも同じだし俺も聞いといたほうが安全だろ？」
二人の話についていけない
今度は何を聞かされるの？
ううん
もう何も聞きたくない
貴方「や……だ……」
聞きたくないの
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愛姫(プロフ) - 葵さん» こちらこそ、読んで下さりありがとうございます！ (2022年6月28日 18時) (
レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - arare19951997さん» こちらこそ読んで下さりありがとうございます！ (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 初コメ失礼します。なんかもう読んでて涙がボロボロと出てきたんですよこんなに素敵な物語作ってくださりありがとうございます。 (2022年6月27日 16時) (レス) @page41 id: cef7620b1c (このIDを非表示/違反報告)
arare19951997(プロフ) - もう自分も読んでて涙止まりませんでした🥺素敵なお話ありがとうございます😊 (2022年3月17日 11時) (レス) id: 8b071c29e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛姫
| 作成日時：2022年3月2日 19時
