検索窓
今日:17 hit、昨日:3 hit、合計:41,376 hit

14 ページ14

その日の夜
私を心配して三途くんが泊まってくれた








貴方「三途くんの手…大きいね…」









三途「お前が小せぇだけだ」










いつもより優しい声で話してくれる
それが心地よくて心もリラックスしてる










貴方「……ありがとう…助けてくれて」










三途「別に………」









貴方「ふふ、照れてるの?」











そっぽを向く彼をからかうように言えば
少し耳を赤くした三途くん










可愛いなんて思うのは失礼だろうか











三途「………俺……お前の側にずっといるから」












貴方「それは嬉しいなぁ」












三途「お前がうざがっても離れねぇから」












いつもの三途くんじゃないみたい












こんな優しい声をした三途くん知らない












貴方「今日の…三途くんは……レアだね」











優しい声が心地よすぎて
そろそろ眠くなってきた私










三途「寝ていいぞ?」











貴方「うーん……もっと…声聞きたい……今日の三途くん……優しい声……してる」











三途「いつもだろ?」










いつも…優しいけど
なんかまた違う特別な感じがする









もっと声聞きたいのに
もう瞼が重くなって開けていられない












夢の中へ落ちる前に









三途「おやすみ」










震えた声が聞こえた

15→←13



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (77 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
184人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

愛姫(プロフ) - 葵さん» こちらこそ、読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - arare19951997さん» こちらこそ読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
- 初コメ失礼します。なんかもう読んでて涙がボロボロと出てきたんですよこんなに素敵な物語作ってくださりありがとうございます。 (2022年6月27日 16時) (レス) @page41 id: cef7620b1c (このIDを非表示/違反報告)
arare19951997(プロフ) - もう自分も読んでて涙止まりませんでした🥺素敵なお話ありがとうございます😊 (2022年3月17日 11時) (レス) id: 8b071c29e9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:愛姫 | 作成日時:2022年3月2日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。