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その日の夜
私を心配して三途くんが泊まってくれた
貴方「三途くんの手…大きいね…」
三途「お前が小せぇだけだ」
いつもより優しい声で話してくれる
それが心地よくて心もリラックスしてる
貴方「……ありがとう…助けてくれて」
三途「別に………」
貴方「ふふ、照れてるの?」
そっぽを向く彼をからかうように言えば
少し耳を赤くした三途くん
可愛いなんて思うのは失礼だろうか
三途「………俺……お前の側にずっといるから」
貴方「それは嬉しいなぁ」
三途「お前がうざがっても離れねぇから」
いつもの三途くんじゃないみたい
こんな優しい声をした三途くん知らない
貴方「今日の…三途くんは……レアだね」
優しい声が心地よすぎて
そろそろ眠くなってきた私
三途「寝ていいぞ?」
貴方「うーん……もっと…声聞きたい……今日の三途くん……優しい声……してる」
三途「いつもだろ?」
いつも…優しいけど
なんかまた違う特別な感じがする
もっと声聞きたいのに
もう瞼が重くなって開けていられない
夢の中へ落ちる前に
三途「おやすみ」
震えた声が聞こえた
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愛姫(プロフ) - 葵さん» こちらこそ、読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
愛姫(プロフ) - arare19951997さん» こちらこそ読んで下さりありがとうございます! (2022年6月28日 18時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
葵 - 初コメ失礼します。なんかもう読んでて涙がボロボロと出てきたんですよこんなに素敵な物語作ってくださりありがとうございます。 (2022年6月27日 16時) (レス) @page41 id: cef7620b1c (このIDを非表示/違反報告)
arare19951997(プロフ) - もう自分も読んでて涙止まりませんでした🥺素敵なお話ありがとうございます😊 (2022年3月17日 11時) (レス) id: 8b071c29e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛姫 | 作成日時:2022年3月2日 19時