枯れた心に潤いを【三途春千夜】

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流石に2日連続サボるのは良くないと思って









今日は登校した









時刻は七時と早い時間なのに










私の隣の席には人がいた










三途春千夜だっけ。
確か不良なんだよね











喋らなければ女と間違えそうになるぐらい綺麗な人














そしてこの人もいつも愛想笑いしてる













話したことは一度もない











隣の席にも何度かなったことあるけど
話しかけられたこともない













だから今回もなんの警戒もせず席についた













「あ……今日は来たんだ」











初めて話しかけられたから固まってしまう











なんて返せばいいの？










親しくない相手に急に話しかけられても困る













三途「三途春千夜。知らない？俺のこと」












何も答えない私に自己紹介してくれた三途君












貴方「えっ…と………知ってる……ずっと同じクラスだから」












得意の愛想笑いでそういった私














三途「…お前の笑顔…嫌い」















初対面……ではないけど
初めて話した相手に失礼極まりない














三途「自分を見てるみたいで腹立つ」













そういった彼は









少し悲しそうだった

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