保健室での出会い【角名倫太郎】 (ページ24)

今日:3 hit、昨日:18 hit、合計:54,262 hit

24話ページ24

翌日
今日は私にとって最悪な一日で

角名「Aさん、そろそろお布団からでて下さい」

昨日はあんな強がったくせに

当日になると弱くなってしまうのが私

角名「怖い？」

貴方「…………怖くないもん」

角名「…じゃあなんで出ないの？」

貴方「……………怖いから」

そう答えると吹き出す角名くん。

こんにゃろ…私にとっては地獄なんだぞ

角名「大丈夫。絶対俺が守ってあげるから。ね？約束」

差し出された手を恐る恐る掴んで布団から出る。

私は角名くんの言葉には弱いらしい

北「おはようさん。顔色ちょっと悪いな」

貴方「………おはようございます」

体育館に入れば、もうあちこちで練習試合が開始されてる。

私達の対戦相手の青葉城西ももうコートにいる

貴方「………苦しい………かも………」

角名「外出る？？」

ここで逃げたら…私はあの時と変わらないことになる

また飛雄を悲しませてしまう
飛雄だけじゃない

みんなのことも…

貴方「…角名くん」

角名「ん？」

貴方「安心するおまじないとして、ハグしてください」

私にしては積極的…だとおもう

角名「え………まって、そんなこと言ったら俺期待するよ？」

貴方「……いいよ。期待しても。」

角名「…ハグは…俺が色々とやばいから……よしよしにしてあげる」

ちょっと物足りないけど
少し落ち着いた

角名くんパワーはね凄いんだよ