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翌朝
私の仕事は休みで竜ちゃんとお出かけ
竜胆「美容院ならここがおすすめ」
そう。
髪を整えに竜ちゃんに連れてきてもらった
私だって可愛くなれるもん
店員「髪型のイメージとかありますか?」
貴方「長さは、でこればこのままで…彼の好きなこの長さが良いんです…」
店員「まぁ!素敵ですね!では毛先だけ整えますね!カラーはどうします?髪きれいなので地毛の色を残して毛先だけ染めるのもオススメですよ♪」
貴方「じゃあ……毛先を青で…あ……やっぱり紫……って合いますか?」
店員「えぇ、大丈夫ですよ!彼氏さんに喜んでもらえるよう全力でお手伝いします!」
いい店員さんだ
私が反社の人間だなんて思ってもいないんだろうな
でもやっぱりこういうとこに来ると分かる
反社と普通の世界の人間は違う
私にはもう眩しすぎるんだ
3時間ほど経っただろうか
貴方「え……私じゃないみたい…」
横髪だけ短く切って前髪は七三に分かれるようにしてもらった
後ろの髪はサービスで巻いてくれて
貴方「あ、ありがとうございます!」
店員「ふふ、またいらしてくださいね!」
店から出ると竜ちゃんが一瞬固まった
貴方「へへ、私可愛いでしょ」
竜胆「………俺、しばらく直視できねぇ………」
なんて言ってガッツリ私を見てくる竜ちゃん
思わず笑ってしまった
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作者名:愛姫 | 作成日時:2022年2月27日 23時