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翌日になり二人の熱はマシになったが下がりきってはいない
熱を出した人の看病をするのも私の仕事
ほぼ寝ずに二人の看病をしていた
蘭「ん………朝か………」
蘭ちゃんが目を開けてゆっくり起き上がる
竜ちゃんはまだ眠ってる。
蘭「ごめんな。心配かけて」
弱々しく謝る彼
そんな姿が珍しくて私はつい笑ってしまう
蘭「おい、何笑ってんだよ」
貴方「ふふ、蘭ちゃん可愛いなぁって」
蘭「…るせ………」
照れてる蘭ちゃんをみるのも久々だ
寝起きで髪が乱れてるのも
朝一番に君と話すのも
久々すぎて
嬉しくて
蘭「どーしたの。」
ポロポロと涙が溢れてしまう
蘭「沢山我慢させてごめん…」
貴方「ちが…うの…………蘭ちゃんと話せるのが…こうして居られるのが幸せなの…」
もうあの悪女はいない
だから
今度は私を沢山愛してください
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作者名:愛姫 | 作成日時:2022年2月27日 23時