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本当は夢咲さんが羨ましかった
仕事も努力もしなくて皆に愛されてるのが
情報を探ってたときも
好かれていたのがわかるようなものばかり出てきた
私は…地味な人生を歩んできてた
親にも気持ち悪がられてたっけ
友達と呼べる人は
親友であるエマだけだった
エマに出会ってマイキーとも仲良くなって
蘭ちゃんと知り合いこっちの世界へ来た
ずっと嫌われの人生を歩んできたから
ここだは少しでも好かれたくて
私は努力した
大嫌いな悪いこともたくさんして
手を真っ黒に染めた
人をやったあとに来る罪悪感だけは未だに消えないらしい
心がこんなにも痛くなるの
でも多分それだけじゃない
今目の前にいる真っ赤に染まった夢咲さん
誰からも好かれるきっと本性は良い人だった
そんな子を消してしまったという痛さ
蘭「ごめんな。苦しいよな。」
マイキー「蘭とAは仕事あがっていいよ。」
“息抜きしてこい”
そう言って優しく微笑んでくれたマイキーは
久々に昔のマイキーに戻った気がして
また涙が溢れた
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作者名：愛姫
| 作成日時：2022年2月27日 23時
