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しばらくの沈黙
何も言わない竜ちゃんと私










そんな空間に蘭ちゃんが入ってきて
蘭ちゃんまでも黙り込んだ










貴方「でも、こっちから責めないほうがいいよ。向こうのアジト隠れるとこ多いから不意をつかれたりしやすいからね」











竜胆「おま…そんなことまで…?」














貴方「安全も確認するのが私の仕事だもん。」














三途「うわ…んだよここの空気おめぇぞ」












少し不機嫌な三途の腕には夢咲さんがしがみついてた













なんだ













三途もその子のこと嫌いなんじゃん














貴方「蘭ちゃんが覚悟決めてるなら…私がスクラップしてあげる」












こんなやつでも蘭ちゃんにとっては幼馴染











全く情がないわけじゃない










夢咲「えー?あんたなんかがやれるの?誰を消すつもりか知らないけど」












キャハハハと笑うこの女の足元めがけて打つ













貴方「私は蘭ちゃんの彼女よ?もう私の手は……真っ黒」













でも喧嘩はできない
人だってみんなに比べたら少ない













でも蘭ちゃんに負担をかけたくない
蘭ちゃんの大切な人を蘭ちゃんの手で消してほしくない













私もそういうことしたあとは罪悪感に包まれる











でもそういうときは蘭ちゃんが居てくれるから
乗り越えられるの











貴方「マイキーにはもう報告してある。許可は降りてるよ。」















私の手がまた更に黒く染まる
















怖いな









何ていうのはいけないよね

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作者名:愛姫 | 作成日時:2022年2月27日 23時

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