幸せになろう【約束のネバーランド】 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:790 hit

03 ページ3

翌日

この日も結局私は部屋から出られなかった。ご飯もろくに食べていないのにお腹はすかない

レイ「食わねぇの？」

パンをもってきてくれたレイ。

貴方「食べる気しない…」

レイ「…お前、そんなんでよくバレなかったよな。ママに」

バレたことはない。こういう日も私は寂しくて見たくないとママには伝えてあるから

ママも私をそっとしといてくれる。

貴方「…レイこそ。密かに長年脱獄計画しててバレなかったね。私はなんとなく気づいてたけど」

レイ「ある程度信頼されてるからな。じゃなきゃ監視役なんて任せねぇだろうし」

それもそうか。

貴方「……もうすぐだね。」

止まっていた涙がまた溢れてくる。

コニーあなたは幸せだった？

短い人生を存分に楽しめた？

本当ならもっと生きれたのかもしれないのに

私にもっと力があれば助けれたかもしれないのに

レイ「お前は何も悪くねぇよ」

貴方「う…ん…」

レイがコニーから借りたリトルバーニーを抱きしめる

レイ「絶対逃げよう。皆で。」

貴方「…うん……っ…」

もう誰もしなせない

皆で本当の幸せを掴むんだ