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孤児院
ときいたら普通なら子供達が幸せになるために行く場所って思う
けれど
ここの孤児院は残酷だった。
私がこの孤児院の秘密を知ったのはここへ来てすぐだった
私が来てすぐ出荷された子の忘れ物を届けようと門へ行ったとき
しわしわになった出荷のこと鬼がいた。そして今までに見たことないぐらい冷めたママ。
私がこれを知ってることきっとママは知らない
自分で言うのも私の演技は上手だから。
でもそんな私でも通常を演じれない日がある
それは
ママ「みんな聞いて。コニーの里親がみつかったの！明日の夜にここを出るのよ。」
誰かが出荷されてしまう日
私は決まって部屋にこもる。
私は事実を知っているのに何もできない。
知ってるのに知らないふりして、これまでに何人を見殺しにしてきただろう。
そんなふうに自室でこもってると必ずある人物がそばに来てくれる
「また泣いてんのかよ」
貴方「レイ‥」
私と同じ11歳フルスコア組のレイ。
ママの実の子。
全部知ってる
知ってるのに‥
貴方「〜っ…れ…い…」
何もできない自分にイライラして
どうしようもなく泣いてしまう自分が
私は大嫌い
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作者名：愛姫
| 作成日時：2021年3月9日 12時
