角名が溺愛している彼女

溺愛 24 ページ24

目に溜まってる涙を私は服の裾で拭く



瑠偉「ふふ、ありがとう…泣くつもりは…なかった…のに…やだな…二ヶ月たっても…つらいや」



と泣いてしまう瑠偉ちゃんを




私は優しく抱き締めた



きっとわたしよりも辛いんだ



貴方「辛いのに話してくれてありがとう。瑠偉ちゃん。」




瑠偉「んもう…優しすぎ」




と笑った瑠偉ちゃん




顔はどちらかというと



可愛いより美人



美人の涙って、涙も美人…



瑠偉「まぁ、だから気をつけて。あとさ…」




貴方「？」



少しもじもじする瑠偉ちゃん



おトイレ？←



瑠偉「…Aちゃんと…友達になりたいなぁ…なんて」




へへっと笑った瑠偉ちゃん



貴方「え、わ、わわたしで良ければ！！！」



ほんと？！と喜んでわたしに抱きついてくる瑠偉ちゃん




治「ちょっと、ふたりきりにしてもろてええ？」



と少し真剣な顔をした治くん




なんとなく察した




貴方「じゃあ、私たちは穴場にでも行こうかなー」




角名「え、この学校に穴場あったの？」




サボり魔のくせに知らなかったんだ




瑠偉「えー、治よりAちゃんがいい」



治「そろそろ泣くで？！」




貴方「ふふ、瑠偉ちゃん、また後で沢山話そ
」



しょーがないなーと治くんの方へいった瑠偉ちゃん




きっと大丈夫





あの二人は







またやりなおせる

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