私に居場所をくれた人【赤葦京治】

居場所 11 ページ11

貴方「ドリンクどーぞー！」


作ったドリンクをみんなに配る



夜久「…ドリンクの味…」



研磨「…夜久くん、すごい顔」



夜久「…いや…だって…」



夜久先輩、リエーフは気づいたのか複雑な顔をしてる



いつもは愛菜さんがつくったふりしてみんなに配ってるもんね



今日は愛菜さんに譲らずわたしが渡した



わたしなりの反抗



赤葦「これ、一人一人の好みに合わせてる？」



貴方「うん！梟谷の皆さんにはドリンク初めてだから、わたしの想像ですけど！」



木兎「えぇ！？すごいな！！お前凄いぞ！！！」





貴方「！！…あり…がとございます…！」




誰かにこうして褒められるのは久々で嬉しい



木葉「…こんな優秀なマネージャーなのにな。あいつらひでぇよな。」



木葉さんのいうあいつらは、きっと黒尾先輩と愛菜さん。



気付かないんだね




ねぇ覚えてる？




クロもさ




木兎さんみたいに、毎日褒めてくれてたんだよ




なのにさ




なんで気づかないの





貴方「良いんですよ。」



良くない



貴方「音駒の皆さんが強くなって、全国に行ってくれれば。」




私も一緒に行きたかったなぁ

居場所 12→←居場所 10

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す