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片想い…04 ページ4

貴方「え、でも…」


一階にいったかと思えば、少し嬉しそうな顔をして


暫く家に居なよ何て言ってくれた



正直嬉しいけど



けど、心臓が←



研磨「母さんが、お世話になってるからお互い様だって。A一人じゃ危ないよ。」



貴方「…いいの?」



研磨「うん、部屋空いてるしそこ使ってくれて良いから。」



研磨の家にこうしてお世話になるのは初めてじゃない



小さい頃にも数回ほどあった



私がいう大丈夫は大丈夫じゃないと気づいてくれる研磨のおかげで



私はいつも救われている



貴方「じゃあ…荷物とか取りに行かなきゃ」




研磨「手伝う」




少し驚く



無気力で、何にたいしてもやる気のないくせに



手伝うなんて




貴方「ふふ、ありがとう。おばさんにもお礼言わなきゃ。あ、ねぇあのケーキやさん行こうよ」



研磨「駅前の?」



貴方「うん、アップルパイ奢るからさ」




研磨「…別に奢ってくれなくても付き合うよ」



なんだろう



なんか優しい



いやいつも優しいんだけど



貴方「ありがとう」



そんな優しくされたら




期待しちゃうよ

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作者名:愛姫 | 作成日時:2020年8月11日 23時

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