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片想い…28 ページ28
ドアを開けた瞬間研磨に抱きつかれた
その勢いでわたしは再び玄関に座り込んでしまい、ドアも自然にしまって二人きり
貴方「…けんま…？」
名前を呼ぶとゆっくりわたしと離れて
私のおでこに研磨のおでこが触れる
ち、近い…
研磨「いっぱい泣かせてゴメン…」
その言葉にわたしは目を見開く
私研磨の前でそんなに泣いたっけ？
研磨「クロから聞いた。」
言わないでって言ったのに
口軽男め。
貴方「…いいよ。別に直接的に泣かされた訳じゃないし。わたしが勝手に泣いてただけだし。」
私の勝手な嫉妬で何回ないたっけ
この押さえきれない想いで何回ないたっけ、
もう数えきれないぐらいの涙を流したと思う
でもこの恋心は増すばかりだった
ないたぶん待たすきになっていた
研磨「Aは、昔から強がるから…俺気づいてあげられない時もあった。ごめんね」
どうしてけんまが謝るの
わたしが悪いのに
研磨は悪くないのに
どうして？
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作者名：愛姫
| 作成日時：2020年8月11日 23時
