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片想い…12 ページ12
研磨「な…んで…逃げた…の」
走ったせいで息が切れている研磨
貴方「…だって、あんな純粋な気持ち受け取れない…それに私は…」
研磨が好きなんだもん
研磨しかダメなんだもん
研磨「…そう…」
私のとなりにそっと座る研磨
優しいよね
私が泣きそうなのに気づいて
そうやってなにも言わず側にいてくれるの
でもなんでだろ
今は研磨のその優しさが
私には辛いや
研磨「…Aは、優しくて心のきれいな人だよ」
貴方「汚いよ」
だって
研磨の好きな人に
好きな人がいれば良いななんて考えてるもん
研磨「…少なくとも俺から見て、Aはきれいだと思うよ。」
研磨の言葉に偽りはない
思ったことしか言わないし
下手な嘘もつかない
着くとしたら仮病とかぐらい
だから
心に直接響くの
貴方「…ずるいよね研磨はいつも。」
脈なんてないのに
私にはいつも優しくて
ますます、好きにさせるの
ほんとズルい
研磨「…？…俺は思ったことを言ってるだけ」
だからだよ
期待しちゃうんだよ
しちゃだめなのに…
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作者名：愛姫
| 作成日時：2020年8月11日 23時
