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The moon is beautiful…23 ページ23

ぼくと「大学でまたぜったいするからな」


暫くして少し元気になったぼくとさん


貴方「そのまえに、私死ぬ気で勉強しなくちゃ……」


これから先の事を想像したくもない



木葉「にしても、お前って本とすごいよな」



貴方「?何がですか?」



木葉「いや、ちゃんと見てるなって。」



わけがわからず首をかしげる



赤葦「一番泣きそうだったAが、一番笑顔でいてくれたの。多分皆、感謝してるよ」



頭を優しく撫でられて



こらえてたものが溢れた



木葉「え、いま!?」



貴方「だって…マネージャーだから…みんなを…笑顔に…」



本当は勝ってほしかったし



1番になってほしかった



最後は36対34でまけたの



見てるこっちも悔しかった



赤葦「おいで」



両手を広げてくれる赤葦くんに


私は思いっきり飛び付く



クロ「うわ、そんなとこでいちゃいちゃするな!」



赤葦「彼女いないからって、嫉妬ですか?」



クロ「あぁ!?違いますぅぅ!」



これでバレー生活が終わっちゃうなんて正直実感はない



研磨「A、大丈夫?」



でも、みんなの少し寂しそうな顔を見ると



あぁやっぱ最後なんだと思う




貴方「研磨もぎゅうしよ」



フードかぶるときは大体泣いてるかそのあと



幼馴染みなんだからそれぐらいわかる




クロ「…どいつもこいつも」




貴方「クロも…!」



おいでというまえに、私と研磨をだきしめた




その手は震えていて




涙を流していた

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作者名:愛姫 | 作成日時:2020年7月20日 11時

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