星が綺麗ですね

The stars are beautiful‥23 ページ23

ここの夜風は気持ちいい


お風呂上がりに涼んでいた



ここは星が綺麗に見えるから


赤葦くんに恋をして


こうして星を眺めて



貴方「星が綺麗ですね」



と呟くのが日課



遠回しの告白の１つ



私は臆病だから



彼にも意地悪な告白のしかたしかできなかった


本当はずっと大好きなんだよ。



って伝えたかった



貴方「無理だよねぇ私には」



「なにが？」



後ろからした声にふりかえると


研磨がいた



髪が濡れてていつもとは違う雰囲気



貴方「髪乾かしなよ」


と研磨の髪に触れる



研磨「ん…」



気持ち良さそうに目を閉じる



猫みたい


貴方「研磨身長も伸びたね。顔も大人になった」



研磨「…どうしたの」



みんなこうして大人になっていくのに



私は変わったのかすらわからない



友達は相変わらず、バレー部だけだし


見た目も然程変わってない



俯くわたしを優しく抱き締めてくれた研磨



ふわっと優しいかおりがした




研磨「…Aも変わったよ。前よりかわいくなった。」



貴方「…ほんと？」



研磨「うん、俺が惚れた人だから。大丈夫。自信もって」



そう




研磨は一度だけわたしに告白をしてきた

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