9,好き ページ9
目が覚めると、研磨の顔がどあっぷだった
ちょっと驚いたけど、よく一緒に寝たりしてたし今さら意識はしないから
冷静に起き上がる
あまり記憶がない
たしか私、研磨にはこんでもらって…
赤葦「あ、起きた?孤爪も疲れたのか寝落ちたんだよね」
転がってる研磨の携帯を見ると
熱中症の治し方なんて検索したあとがあった
貴方「…なんだかんだ、研磨も心配性。」
赤葦「…孤爪のこと好きなの?」
その質問にポカーンとしてしまう
貴方「え、好きじゃないよ。幼馴染みとしては大切だけど。。恋愛としては見たことない」
まず、研磨も恋愛なんて興味ないし
赤葦「そか……あ、なにか食べる?ゼリーとか適当に買ってきたんだけど」
貴方「え、そんな悪いよ」
いいから、と私にイチゴ味のゼリーを渡してきた
あれ、私イチゴが好きなの教えたっけ
赤葦「お弁当とか、いつもイチゴが入ってたから好きなのかなと思って…違った?」
貴方「え、ううん!好き!」
と言ったら顔を少し赤くした赤葦君
貴方「あ、や、い、いちご!いちご好きだよ!うん」
なにしてんだ私。
赤葦「ふふ、元気になったみたいだね」
そう静かに笑う赤葦君
あぁもう
カッコいい
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作者名:愛姫 | 作成日時:2020年6月1日 6時