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35,好き ページ35

貴方「ふぅ、着いちゃった」



楽しい時間はおわって



今は私の家の前


入るのが怖くて立ちすくんでいるとドアが空いた



貴方「あ…お母さん…」




母「あら、帰ってきたの?私達いまから出発するから。」



え、今から?



貴方「ここを出るのは来週なんじゃ…」



母「予定を変更したのよ。」



貴方「なにそれ!!!なんで!!なんでよ…お母さん…」



お母さんが一瞬



ほんの一瞬だけ悲しい顔をした



貴方「…最後に…私の話聞いてくれる…?」



ぎゅっと赤葦君の服の裾をつかむ



お母さんは何も言わず私の方をみてる



貴方「…あのね、私お母さんにたくさん助けられたよ。バレーを辞めたひ、私の中からバレーと言う楽しみを消し去ったひ、受験が落ちたひ、友達をなくした日、私が辛いと泣いてるときは必ず抱き締めてくれた。

誕生日の日、合格したひ、優勝したひ、成功した日、一緒に喜んでくれたの。全部覚えてる。

お母さんが…一緒に頑張ろうと言ってくれたバレーを辞めてごめんなさい、期待に応えられなくてごめんなさい、お母さんの苦しみに…気づけなくて…ごめんなさい…」



涙をたくさん流しながら私の気持ちをぶつける




貴方「今はもう変わってしまったお母さん。大好きだったお父さんも居ない。でもね、私は今のお母さんのことも変わらず大好きだよ!

だからね、私はここに残るの。お母さん幸せになってね。私を産んでくれて、育ててくれてありがとう!」



うまく笑えてるかな




お母さん

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作者名:愛姫 | 作成日時:2020年6月1日 6時

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