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31,好き ページ31
目が覚めると懐かしい天井だった
あぁそうだ
私きのう研磨のいえ来て
ないて
泣きまくって
寝ちゃったんだっけ
あんなけないたのに
心がおもい
研磨「あ、起きたの？赤葦きてるよ」
ドアからは言ってきた二人
私は目をそらす
研磨「…事情はもうわかったし、無理に話さなくてもいいよ。帰りたくないならここにいていいし、赤葦のとこでもいいよ。」
私の回りには優しい人だかりだ
それに甘えすぎてバチが当たったのか
貴方「…もう…生きてる意味がわからないや」
私の言葉に二人が目を見開く
こんなの、いったって何もかわらない
死ぬこともできない
貴方「…大好きだったの。父も母も。あーあ。私明日誕生日なんだよ。一番祝ってほしいひとに祝ってもらえないなんて…」
毎年豪華に祝ってくれてた
お出掛けして
ケーキ食べて
プレゼントもらって
貴方「全部忘れろなんて、無理…だよ…」
私はどこまで不幸に好かれているんだろう
笑ってればいいことある？
ないじゃない
なにも
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作者名：愛姫
| 作成日時：2020年6月1日 6時
