23,好き ページ23
貴方「ただい…あ」
玄関には母の靴と見知らぬ男性の靴
あーそっか
お母さん再婚するんだった
たしか私が自然に泣くようになったのも
それを聞いた日からだ
ご飯も食べずに私は部屋に閉じ籠る
別に再婚がだめとかは思ってない
母が幸せそうならいいと思う
でも
私にとっては父は、父だけだし
離婚して、まだ間もないのに
そんなすぐに切り替えなんて無理
貴方「はぁ………」
時刻は夜の20時
散歩がてら、コンビニにご飯かいにいこう
母にばれないように静かに家からでてコンビニへむかう
そこでタイミングがいいのかわるいのか
赤葦君にあう
赤葦「こんな時間に一人で何してるの」
ちょっと怒ってる
赤葦君は、みんなのお母さんだもんね
貴方「散歩がてらご飯買いにきたの。」
赤葦「…親は?」
貴方「いるよ。赤葦君は何してたの?」
赤葦「あぁ、俺は新作のおにぎりかいにきた」
ほんとおにぎり好きだよね。
太るよ←
赤葦「家まで送るよ」
買い物を終えた私のとなりにならんであるく
夜に二人きり
少しドキドキしちゃう
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作者名:愛姫 | 作成日時:2020年6月1日 6時