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18,好き ページ18
練習試合も終わり、のんびり一人で夜風に当たっていた
いつも以上に疲れた
貴方「…星がきれい…」
空には満面の星
なんか感動
東京は明るいからこんなに星なんて見えない
「ここにいたんだ」
そっと私の横に来た赤葦君
あぁやっぱりこれだけでも意識しちゃう
から少し離れる
赤葦「それ、ちょっと傷付くんだけど？」
貴方「うぅ…だって…心臓が…」
この距離でもまだバクバク言ってる
赤葦「俺はくっつきたいんだけど」
貴方「え、あ…えと…うぅ……」
赤葦「だめ？」
と優しい笑みで問いかけてくる
それに更に心拍数が上がる
赤葦「そういう可愛い反応は、反則だから」
と私の有無を聞かずに抱き締めてきた
あぁ
もう
私の心臓もたない
お風呂上がりなのかシャンプーの臭いがする
あれ
なんだろ
緊張しちゃうのに
落ち着く…
貴方「赤葦君…暖かい」
スリスリと赤葦君の胸に顔を埋める
赤葦「なにそれ…可愛すぎるんだけど…」
貴方「か…かわいく…ない…」
可愛いなんて
こそばい
でもずっとこうしてたい
ずっと温もりを感じてたい
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作者名：愛姫
| 作成日時：2020年6月1日 6時
