音駒のマネちゃんは今日も涙を隠す

33,笑顔 ページ33

貴方「もう…いいよ」


どれぐらい泣いたのか


外はもう真っ暗



研磨「これ、わざわざ落ちないペンかなにかで書いたんだね」



貴方「…もういいよ。帰ろ」



研磨のてを引いて無理やり下駄箱までいく



が



タイミング悪く笹川さんたちがいたから隠れる



笹川「ふふ、次は何してやろうかなぁ」


「くつ隠しちゃう？」



「怪我とか？」




きゃはは！と笑う笹川さんたち



心臓が痛い



目頭が熱くなる



研磨「……まってて」




研磨は笹川さんたちのとこへいく



よく行けたな




研磨「…全部まる聞こえだよ。笹川さん」



研磨の声にビクッとする笹川さん



研磨「…A傷つけるのそんな楽しい？」



笹川「え…えと…」



研磨ってあんな強かったっけ



研磨「Aはね、キミよりも何倍も努力家で真面目で人の気持ちを考えられる良い子なんだよ。」



笹川「…っ…」



研磨「部活で、散々利用して、まだ手だすき？」



笹川「研磨先輩が悪いんじゃないですか！！私はこんなにも好きなのに！！」




研磨「だったら、Aにじゃなくオレにしてきなよ。次、Aに手出ししたら許さない」



笹川「ひっ……」




研磨の鋭い目付きに腰を抜かす笹川さん



それをみた研磨は笹川さんに背を向けて私のところにあるいてくる



そんなときだった



笹川さんの友達がカッターを取り出して



それをみた私は



自然にからだが動いてて



貴方「う"…」



私の腕からは大量出血



研磨「！？A！！しっかり！」



気を失う程ではないけど、くらっとする









やだ、





怖い

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