烏野高校のマネは音駒高校の「脳」の彼女part2

60,新しい思い出を ページ10

10年後


私は、お母さんになった



結婚相手？




もちろん



研磨



貴方「磨菜、研斗、行ってらっしゃい！」



二人「行ってきまーす！」



私の可愛い双子の娘と息子


磨菜は、大人しくて人見知りが酷いから少し心配だけど


研斗がフォローしてかれるからちょっと安心



家も



かわってない



ここで新しい思い出を上書きしていくの



貴方「うん…綺麗」



研磨「あ、仏壇かえたんだ」



貴方「…今日で10年だから。」



本当なら可愛い孫たちに囲まれて今も笑顔にしてたのかな



研磨「…大丈夫。ちゃんと見てくれてるよ。ほら、ママが泣いてたらこの子も悲しいかおしてるよ」



研磨が抱っこして私の前に差し出す



私の可愛い娘2


我がけの次女


「ママ…かなちぃ？」



貴方「磨穂…ううん、悲しくないよ！」



ぎゅーっとだきしめる



そのうえから、研磨が私と魔穂を抱き締めた



研磨「Aは、俺の世界一のお嫁さんで、磨穂たちの世界一のママでしょ。大丈夫。両親も今のAをお空から見てくれてる。きっと、喜んでるよ」



貴方「…うん…！」



優しい旦那さんに


人思いの優しい子供達




貴方「ママ、もっと強くなる！磨穂のこともちゃんと守れるママになるね！」



磨穂「うぅ、ぐるじぃよ」



幸いなことに、誰一人無気力ではなかった



そして皆



研斗「ママー！バレーボール！！忘れた！！」




貴方「えぇ！？戻ってきたの！？あと3分でチャイムなるよ！？」



バレーボールを手に取る



研斗「…あれ、ママ泣いた？大丈夫？」



貴方「！…大丈夫！ほら、送っていってあげるから車のって。研磨！磨穂のことお願いね！」



研磨「…俺、運転するよ。たまには助手席で大人しくしてて」



きゅんとする



結婚して何年もたつのに



私は恋に恋をしている



貴方「…昔のかわいさはどこ行ったのよ…」



研磨「…何？襲われたい？」



貴方「お！？や、やめなさい！子供いるでしょ！？」



研磨「冗談だよ。ほらいくよ」




こんな感じで私は幸せな日々を送っています



お父さん



お母さん



見てますか？




たまに寂しくて泣いてしまうけど



研磨も




子供達もいるから



私は強くいきれてます。




でもね、もし願いが叶うなら







あの日





家を出ていく前の日に戻りたいです









END

終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)

←59,ただいま

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す