烏野高校のマネは音駒高校の「脳」の彼女

12,速攻の変化 ページ12

暫く試合は続いて、順調だったときだった


烏野がタイムアップをとった



理由は



うかい「日向に、いつもよりゆっくりのトスをあげてやれ」



翔陽の変化だった



翔陽は、速攻うつとき眼をとじて飛雄のトスを信じていた



でも、翔陽の中で何かあったのか



眼をあけて飛雄のトスを見ていた




貴方「…良い判断だとは思うよ。飛雄のストレート打ちを真似しようとしたんだよね。」



翔陽「出来なかったけど…」




貴方「ふふ、そんなすぐ出来るわけないよ？飛雄だって、今までと違う感覚に慣れるのには時間かかる。それをどう乗り越えるかは、二人次第だと思うよ。あとは、隙を見せないように。特に翔陽は分かりやすいから全部ばれてるよ」



翔陽「うぎゃ！？」




研磨の観察眼は、ほんとやっかい



貴方「…あのなかで一番厄介なのは、研磨の観察眼。そして、安定したレシーブ。まぁでもいまは、難しく考えるより、打ちまくれば良いと思う。烏らしく」



コートに戻り、試合が開始される




うかい「…流石だな」



貴方「いえ。」



私はもうサポートしか出来ないの



ほんとは、腕なんて完治してるし



バレーもして良いと言われた



でも心が否定するの



だから




研磨にもクロにも



翔陽やとびおにも




バレーが出来ないと嘘をついた




今回の試合をみて、自分だけ逃げてて




恥ずかしいなって思った

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