今日:25 hit、昨日:28 hit、合計:17,461 hit
小｜中｜大
第10話 夢 ページ10
『待って！ひとりにしないで！』
真っ暗闇に
私だけしかいない世界
音も
色もない世界
貴方「ハッ！」
起きると凄い汗をかいていた
シーツも濡れてる…
貴方「…はぁ」
このままもう一度布団にはいってもねれないから
私は痛む足を引きずりながらベランダに出た
私の家のベランダは結構大きいから
いつも星を見てる
まだ季節は春だから
すこし寒い
ねぇお父さんお母さん
私のこと見えてる？
ねぇ
一人は嫌だよ
貴方「…おか…さ…」
気づいたら泣いていた
涙は止まることなく溢れてきて
冷たい風が私の涙を飛ばしてくれる
暫くして落ち着いて部屋に戻ろうと廊下を歩いてると
研磨くんの部屋の扉が開いた
貴方「あ…」
研磨「…目…腫れてるね」
貴方「えへへ…ちょっとかきすぎ…て」
うまく笑えてない
研磨「…嘘付くの下手だね」
貴方「………」
何も言えなくなってうつむく
研磨「…別に…泣いてた理由は聞かないよ。待ってて」
と下に降りていく
ほんと、優しい
冷静で落ち着いてて
安心する
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ハイキュー」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛姫
| 作成日時：2020年2月12日 15時
