他校の君との恋物語【孤爪研磨】 (ページ30)

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第30話眠れないページ30

お布団のなか

皆ねてる

私だけ寝れなくて

起き上がる

貴方「……だめだ…怖くて寝れない」

明日もし失敗したら？とか

そんなことばっか考えて余計寝れない

勉強…しようかな

0時だし、テスト前とかならいつもしてる時間だし

飛雄の机を借りて勉強をはじめる

私は数学が得意

英語が苦手。だから普段も英語を徹底にする

勉強してると余計なことも考えなくていいし

貴方「……えーと…なんだっけ」

「一番だよ」

急に声がしてビックリする

貴方「け、研磨くん…起きてたの？」

研磨「うん、目、閉じてただけ」

気づかなかった

研磨「…眠れないの？」

貴方「あー…うん。勉強して疲れたら寝れるかなと思って」

研磨「……頭使うことしたら余計目が覚めるんだよ」

貴方「えっ…」

駄目じゃん！！

貴方「…やめよう。」

ノートを閉じて布団に戻る

でも

眠気なんて来ない

研磨「……そんな不安がらないでよ」

貴方「え？」

と研磨くんの方をふりむくと、研磨くんもこっちを向いてたから距離が近い

研磨「……俺もバレー部の皆もいるし…」

貴方「…うん…わかってる…わかってるんだけど…」

研磨「…信じて」

と真っ直ぐ見られる

研磨「絶対、触れさせないから。」

ドキッとする

でも

不安はスッと消えて

安心したら眠気が急に来た

貴方「あり…がと…」

それだけいって

私は夢の中へと落ちた