他校の君との恋物語【孤爪研磨】 (ページ24)

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第24話落ち着いてページ24

貴方「うぅ、やだやだ…」

私は怖くて壁の隅っこでちいさくなる

影山「とりあえずこれはカメラを潰してっと」

バリッと潰して、それを袋に保管して引き出しに直した

研磨「…明日丁度土曜日だし…そっち…いっていい？」

影山「あ、いいっすよ。時間教えてくれたら駅までいきます」

研磨「朝の六時でどう？昼間とか夕方になると危険度があがるし」

影山「わかりました。」

研磨「…A、聞こえる？」

貴方「…ん…」

研磨「明日、いくから。それまで耐えて落ち着いてて。怖いのはわかるけど」

貴方「…やだやだ…だって今こうしてる時も見られてるかもしれない。私たちが対策してるのも全部聞かれてたかもしれない。やだよ……」

ルビーが心配して私の側によってくる

貴方「…ルビー…怪我とかしてない？」

ルビー「ンニャァ？」

貴方「…怖いよ…」

研磨「…この話は終わろう。話せば話すほど今は恐怖感を与えてしまうだけだし」

影山「そうっすね。。何か雑談に変えましょう。何か話題あります？」

研磨「え…話題…」

影山「…………バレーの話しますか」

研磨「…いいよ」

影山「A、ほらこっち」

と私の腕を引っ張って携帯の前までつれてくる

貴方「…………」

大好きな研磨くんとの電話なのに

もう恐怖でしかない私は

話す気力もなかった