他校の君との恋物語【孤爪研磨】 (ページ17)

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第17話レベルの違いページ17

翔陽side

なにも見えなかった

影山がAにトスをあげた瞬間はボールが見えてたのに

俺の速攻よりも

早い

月島「っ…」

珍しく月島も動揺してる

貴方「んー！飛雄のトスやっぱ好きー！」

俺よりも小さいのに

俺よりも高くとんで

一瞬翼が見えた

烏の翼じゃなくて

もっと綺麗だった

影山「この感覚久々…」

北川第一って女子も強いのは聞いてた。

でも

レベルが違いすぎる

Aが男で同じチームだったら

ぜったいどこにも負けない

貴方「あ、私のリハビリに付き合ってくれてありがとう！もう大丈夫！」

とマネージャーの仕事に戻るA

影山「…日向？」

翔陽「ちょっと明るくなったねA」

研磨とであってから

影山「…あいつは、元々は明るい性格だぞ。」

翔陽「え！？でもここにきたとき」

影山「…まぁそれは過去が絡んでる。Aはぜったいに誰にも話さない。だから俺も何があったかは知らん。ずっと一緒だったのにな…」

Aはここの部員とは結構仲いい

皆にも信頼されてるし

それにバレーボールの知識や技術も俺らより上。

俺らはAを信じてる

でもAは？

もう少し頼ってよ

あ、ほら

翔陽「また…悲しいかおしてる」

過去とその、よくする悲しいかおは何か関係あるのか？

くそ

俺は

好きなひとを笑顔にすることもできねぇのかよ