他校の君との恋物語【孤爪研磨】 (ページ12)

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第12話病院ページ12

朝起きると私は研磨くんの膝に頭をおいて寝てました

はい、そして私は何がなんだかで

貴方「、？！？！」

研磨くんが起きちゃうから無言でパニックです

そうだ、私寝落ちしちゃったんだ

貴方「……」

研磨くんに布団を被せて、なんとか自力で一階まで降りる

病院いっとこうかな

どうせ今日の部活は午後からだし

私は足をかばいつつ制服に着替えて、ゆるく結んであった髪をいつものようにお下げにする

基本私は一人のとき以外は髪を結んでいる

長いから迷惑かけちゃうといけないから

丁度準備ができた頃に研磨くんもジャージに着替えて降りてきた

研磨「ついてくよ。どうせ暇だし」

貴方「ありがとう」

靴は…はけないからサンダルでいいか

研磨くんに支えながら歩く

病院につくと、すいてたから直ぐに診察もおわって薬ももらえた

結果は足首にヒビが入っちゃってたみたい

研磨「せっかくだし、部活あそびにいっていい？」

貴方「うん！いいとおもう。」

研磨くんとはもう普通に話せる

研磨「それにしても……なんで松葉づえ貰わなかったの？」

貴方「あー。大袈裟かなーって。部員にも心配かけたくないし…後…」

研磨「？」

貴方「目立ちたくないから」

研磨「！」

貴方「…学校では部活以外基本一人だし。平和に暮らしたいから」

研磨「…そか」

そう

もう中学のときのように

地獄を見なくていいように