【学園アリス】金髪美少年と白猫 (ページ4)

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第3話寝顔ページ4

ルカside
　
席をはずして戻ってこないAが
心配で思い当たるところを探してみた

最後に来たのが北の森

あの時

「二人もあまり私に関わらない方がいいよ」

って言ったとき悲しい表情をしてた

きっとなにかを隠してるんだ。

大きな樹のとこまで来ると
動物たちにか困れて眠るAの姿があった

凄く可愛いくて、多分俺は惚れてしまった

動物『ルカ！』

俺が来て動物達は喜んでるけど、Aが眠っているのを気遣って動けないようだ

ルカ「いいよ、動かなくて。ここまで熟睡してるんだ。きっと疲れてるんだよ」

寝顔を見ていると、首もとにある傷に俺は気づいた

切り傷？

俺は嫌な予感がした。

『あまり関わりたくないんだけど』

あの言葉も俺は気になっていた。

棗と似ているから？

ううん、少し違う

貴方「ん…マ……マ……」

寝言？

俺は耳を済ます

貴方「パ………パ……一人に……しないで」

と一筋の涙を流した

俺はその涙を拭き取る

いったいどんな過去を背負っているんだろう

Aは、暗い子でもなく
明るすぎる性格でなもない。

落ち着いてて少し抜けてる。

貴方「うっ…」

ルカ「あ、起きた？」

動物達がAにすりすりしてる

動物達が心配してるんだ

動物『大丈夫？心配』

貴方「ふふ、大丈夫よ。ありがとう。」

動物と接してるときと俺たちと話してたときの表情が全く違う

素？

ならうれしい

俺だけが見れた君の素

いつかその素を俺にも向けてほしいなんて思うのは

気持ち悪いかな