【学園アリス】私の初恋は…

9話 寝顔 ページ10

あれから私たちは疲れてベアも含め皆で昼寝していた


一番に起きたのは私


貴方「皆よく寝てる」


わたしは、ふと棗君の寝顔を見た


昨日一緒に寝たけど、暗くてあまりみえなかった寝顔


元々顔が整っているからか、寝顔もすごくきれい…


って私！？何おもってるの！？


貴方「っ////」


熱くなってしまった顔を冷ますようにわたしは、水のアリスで水を出して涼しくする


アリスを上手くコントロールできるから、普通に使用するぐらいなら寿命は縮まらないし体調にも影響はでない


任務等で使いすぎたりすると、だめ。


貴方「本当は、遊びたいんだけどなぁ」


自然のアリスは操りやすくて水や炎で色んな形をつくって遊べる


少しならいいけど


やりすぎると、いくらコントロールしててもその疲労から体調に来てしまう。


カサッと音がして振り替えるとベアがいた


貴方「二番目に起きたのはベアかぁ。おはよう！」


静かに私の横に座る


貴方「…いつでも、おいでよ。ベアもこんなところに一人でいたら私みたいになっちゃうよ」


と苦笑いをする私


貴方「私もねずーっと一人だったの。だからね杏樹先生に出会うまで私は、甘えかたも笑うことも、泣くこともできなかったの。ベアも…たくさん我慢してきたんだよね。ご主人様に会えなくて、寂しさをぶつけるところもなくて」


コツンっと私に寄りかかってくる


本当はこんなに優しいのに
皆から恐れられて寂しい思いをしてる


まぁ、自分の身を守れてるから良いことでもある


貴方「あ、棗君とるかくん、やっと起きた？」


足音がして振り替えると二人がいた



貴方「部屋に戻ろうか！ベア、いつでも遊びにおいでよ！」


た私達は寮に戻ることにした

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