5話 不安な心 ページ6
棗side
あれから、話をして疲れて眠ってしまったAは、鳴海に寝かしつけられた
棗「…お前らどういう関係だよ。」
鳴海「…どう見える？」
棗「親子」
鳴海「まぁそうだよね。でもね棗くん、Aちゃんには親は居ないんだよ」
その言葉に俺は驚く
鳴海「僕はAちゃんにとって親の代わりみたいなものだとおもう。僕もそのつもりで接している。」
棗「……その様子じゃコイツがここに来たのは最近じゃねぇな。」
鳴海「さすがだね棗くん。これから話すことは二人だけの秘密だよ。この話を聞いたことをAちゃんにも言ってはいけない」
珍しく真剣な顔をする鳴海に俺は頷く
鳴海「Aちゃんはね、二年前にここに来たんだよ。時期は丁度棗くん達が入学した時と同じ。彼女が来たときはね、もう全身ボロボロだった。」
棗「裏のやつらか」
鳴海「多分そうだろうね。すぐに保護したけどアリスがね初校長にバレてしまって二年間ずっと働いていたんだ」
任務をしている？
今日一日過ごしたが、任務をしているようには見えなかった
鳴海「Aちゃんはね、小さい頃から一人で生きてきたその強さが変に癖ついてね、作り笑顔とかが上手なんだ。」
鳴海は辛そうな顔をする
棗「……俺と同じ部屋にしたのもわざとだろ」
鳴海「…バレた？」
と開き直る鳴海にかみくずをなげる
鳴海「いったいなあ〜まぁ、とりあえず宜しくね？」
と鳴海は立ち上がり部屋を出ていった
棗「宜しくって…どうしろってんだよ…」
俺はソファに寝ころび目を閉じた
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愛姫(プロフ) - カフェ猫さん» 学園アリスいいですよねー！わたしも何度も読み直してます(σ*´∀｀)ありがとうございます！！ (2019年10月3日 6時) (
レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 私も学園アリスが大好きで最近また漫画を一から読み直しております！面白いし感動しますよね！！更新頑張ってください♪ (2019年10月2日 23時) (レス) id: b3003ce2af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛姫
| 作成日時：2019年8月20日 17時
