【学園アリス】私の初恋は…

43話 外の世界？ ページ44

初「のばら、棗の炎を止めろ」


とのばらちゃんに命令した


わたしと仲良くしているのを知ってて


こいつはほんとうに汚い


だけど、のばらちゃんは逆らった


初校長たちの足元を氷らせた


のばら「逃げて！」


鳴海「二人とも！こっちだ！」


と杏樹先生が扉を開けて誘導した


貴方「せんせ…」



鳴海「いまはとにかく走るんだ。後で大切な話がある…聞いてくれる？」


と不安そうな顔をされわたしは頷く


しばらく走ると蛍たちが風紀体とたたかっていた


ルカ「棗！」


貴方「みんな」


蛍「ここは、私たちに任せて！あんたたちは逃げるのよ！はやく！」


そういわれ、私たちは更に走る


この方向は花姫殿


棗がつまずいて私たちは止まる


鳴海「……二人でこのまま花姫殿へと逃げるんだ。」


貴方「！でも！杏樹先生は！」


鳴海「…Aちゃん、落ち着いて聞いてほしい」


わたしの目線と同じように座りわたしの手を握った


貴方「せんせ…？」


鳴海「僕と…蜜柑ちゃんと外の世界に逃げよう。」


わたしは目を見開く


だってそれは


棗とも


るかとも


みんなとも


貴方「……っ」



私が泣きそうになってると追っ手が来てしまう


鳴海「僕もあとからいくから。棗くん頼んだよ」


わたしは棗に手を引っ張られて走る


頭のなかはもうあの話しかない

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