31話 アリスの暴走 ページ32
棗side
棗「くそ、俺な炎が圧されてる…」
Aのアリスが暴走して、もう氷が足元まできている
せめて、近づけたら
俺は一歩ずつ少しずつ近づく
棗「A…っ…」
手を伸ばすが、吹雪の威力が強くて届かない
貴方「こわい……」
鳴海「棗くん!何とか近づいてAちゃんのブレスレットのボタンを押すんだ!そうすれば、アリスは強制的に静められる!」
ボタン?
右手を見るとブレスレットに小さなボタンがついていた
俺はすこし炎の壁の威力をあげて何とか腕をつかみボタンを押すと
一瞬で吹雪がやんで
Aが倒れるのを俺は受け止める
鳴海「Aちゃん!?大丈夫かい!?」
鳴海が声をかければ、親に甘えるように抱きつきにいくA
鳴海「ごめんね……精神が不安定なんだね…もう無理はしなくていいから」
子供のように声を上げてなくA
胸がいたくなる
暫くすると、泣きつかれて寝てしまうA
鳴海「棗くん、同じ部屋だからしっかり支えてあげて。多分、今は不安定だしいつも通りのことが通用しない」
蛍「私たちもできるだけサポートします」
鳴海「いまは、下手に言わない方がいい。ただそばにいてあげて。学校はこれそうな日だけでいいから。」
そういった鳴海の顔は辛そうだった
貴方「パ…パ……」
その寝言に、皆が顔を歪めた
鳴海「ごめんね……ごめんね…」
とAの手を握りしめる鳴海
くそ。
側に居てやることしかできないのかよ。
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愛姫(プロフ) - カフェ猫さん» 学園アリスいいですよねー!わたしも何度も読み直してます(σ*´∀`)ありがとうございます!! (2019年10月3日 6時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 私も学園アリスが大好きで最近また漫画を一から読み直しております!面白いし感動しますよね!!更新頑張ってください♪ (2019年10月2日 23時) (レス) id: b3003ce2af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛姫 | 作成日時:2019年8月20日 17時