20話 キス ページ21
暫く北の森で気持ちを落ち着かせていた私
あれは事故
あれは事故
貴方「……どうしよう//」
落ち着けるわけもなく私は頭を抱え込んだ
「おい」
と私のよく知っている声が頭上から聞こえてきた。
棗くんだ
無理だよ顔見れない
私は顔をあげなかった
棗「別に怒ってねぇからな」
貴方「……ぁ …りがと…」
なにも言わず暫く私の側にいた棗くん
心配してくれてるのかな
私は恐る恐る顔をあげると
思いっきり目があってしまう
貴方「うぅ///」
私は髪の毛で顔を隠す
棗「お前がそういう反応するとこっちまで気が狂う//」
そういった棗くんの顔は赤かった
でも、わたしから目はそらさなかった
貴方「その…あの…さっきのは……」
棗「…事故だって言いたいのか」
言いたいことを先に言われ図星をついてしまう
一人で焦っていると私の顎のしたに手を添えられる
もちろん私は固まってしまう。
貴方「な…つめ…くん?」
自分の顔が真っ赤なのがわかる。
ゆっくりと棗くんの顔が近づいてきて私は不意にも目をつむる
その瞬間唇に柔らかい感触が
感触が…?
感触…
貴方「!?!!」
私の顔は更に更に真っ赤になり思わず棗くんの胸へ顔を踞る
貴方「……ど…して…」
棗「好きだから」
その言葉に私は耳を疑った
空耳?
棗「お前が好きだからだ。」
今度は私の目を覗きこんでいった棗くん
貴方「はうぅ///」
私は耐えられるはずもなく顔を隠す
棗「お前は?」
貴方「だ、大好きです///」
私は初恋を叶えてしまいました
ですが良いのでしょあか
これから私はまた闇に染まる身
棗君を光へと導くことを私はできるのか
でも私は棗くんといたい
大好きな人といたい
たとえ任務がきつくても
私の笑顔が消えたとしても
棗くんは棗くんでいてほしい
棗「呼び方、棗でいい」
貴方「わ、わかった///」
あぁ、もう今は幸せです
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愛姫(プロフ) - カフェ猫さん» 学園アリスいいですよねー!わたしも何度も読み直してます(σ*´∀`)ありがとうございます!! (2019年10月3日 6時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 私も学園アリスが大好きで最近また漫画を一から読み直しております!面白いし感動しますよね!!更新頑張ってください♪ (2019年10月2日 23時) (レス) id: b3003ce2af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛姫 | 作成日時:2019年8月20日 17時