16話 真っ暗闇 ページ17
結局出る方法は、助けに来てくれるのを待つことしかなく私達は暗闇の中大人しく待つことにした
蜜柑ちゃんは恐怖のあまり落ち着かずそわそわしていた
棗「…大丈夫かよ…」
震える私に静かに問う棗くん
私は無言でうなずく
暗闇なんてなれてたじゃない私
任務で毎日真っ暗闇にいたじゃない
何を今さら…
『ひ、人殺し!!』
『助けて!』
任務での記憶が襲う
震えが止まらない
蜜柑「Aちゃん?」
貴方「あ…」
気づけば蜜柑ちゃんが目の前にいて心配そうに私の顔を除いていた。
蜜柑「大丈夫?顔色悪いで…」
貴方「だ、大丈夫…だから。蜜柑ちゃんこそ…」
蜜柑「うちは大丈夫や!」
とかいいながら震える蜜柑ちゃん
貴方「翼先輩にくっついといたら?いつもみたいに…」
そやな!とくっつきにいく蜜柑ちゃん
蜜柑ちゃんって、異性とか関係なく距離が短い。いいな。
私は…いつも人見知りで距離が出てしまう。慣れてもやっぱり多少の距離は…
私は見んなと少し離れ隅の方で体育座りをして顔を伏せる
こういうときの甘えかたも分からない
暗闇は嫌い。私を闇へどんどん吸い込んでいく
棗「おい」
貴方「?」
棗「こわいんだろ。。」
と棗くんが私を抱き締めてくれる
その瞬間心臓が早くなった
貴方「な、棗くん…?」
顔が赤いのが自分でもわかるから私は顔を上げないで名前を呼ぶ
棗「遠慮せずおれには甘えてこいよ…」
その言葉に涙が出そうになる
どうしてそこまで優しくするの
どうしてそんな優しい顔をするの
どうして…
こんなのドキドキも止まんないし
好きになってしまう…
貴方「ありがとう…///」
暫くするとるかくんと飛田くんが助けてくれて、私達は無事に出れた
るかくんの劇をみたり、とても楽しい文化祭だった。
そして、私は棗くんに初恋をしてしまいました
私の初恋記念日にもなった文化祭
あとは、後夜祭。
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愛姫(プロフ) - カフェ猫さん» 学園アリスいいですよねー!わたしも何度も読み直してます(σ*´∀`)ありがとうございます!! (2019年10月3日 6時) (レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 私も学園アリスが大好きで最近また漫画を一から読み直しております!面白いし感動しますよね!!更新頑張ってください♪ (2019年10月2日 23時) (レス) id: b3003ce2af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛姫 | 作成日時:2019年8月20日 17時