story14 ページ14
数分後ガソリンが尽きてしまい自然に車が止まった
道路のど真ん中とかじゃなくてよかった。
鍵が閉まってるドアを簡単に開けて助手席に入ってきた春千夜
鍵なんて意味ないのよね
三途「なんで…にげたんだよ」
貴方「………耐えられなかった。仕事は仕事って区別ができなくなったの」
私情を挟まないことなんてできなかった
それは私に隙ができてしまうということ
仲間も危険な目に合わせてしまうかもしれない
貴方「………私のせいで…誰かが傷ついてしまうのは…もう見たくないの…」
小さい頃両親に暴力を受け
あるときはナイフを向けられた
あぁ死ぬんだなと思った
でも刺されたのは私じゃなくて
私を庇った弟だった
貴方「…私は綺麗じゃないのに、みんな私を綺麗だという。そんな生活にも疲れたの」
泣いたりなんかしない
もう沢山泣いたから
三途「……お前はお前だろ。周りの言葉なんてどうでもいいんだよ。綺麗とか汚いとか…んなもんいらねぇ。俺はお前が好きなんだよ。そのままのお前が」
嘘だとは思えなかった
幼馴染だから私を知ってるとかそんなんじゃない
この言葉は春千夜の本心だ
ズルい
諦めようとしたのに
せっかくここまで来たのに
貴方「っ……アジト戻ってあげる。…だから…これから…証明してよ。あんたが本気なのか。」
まだ信じてあげない
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月宮莉夢 - 最後の方ハラハラしたけど、ハピエンで終わってよかったです〜〜！！ (2022年6月8日 22時) (
レス) @page19 id: b5f61b261d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛姫
| 作成日時：2022年3月23日 0時
