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深夜3時になれば仕事に出ていた人達がぞろぞろと帰ってくる
基本的に蘭ちゃんは一番に帰ってくる
そしていつも最後なのは
甘ったるい女の香水を匂わせる男
貴方「おかえり春千夜。お風呂入っといでよ」
春「おう」
いつからか会話も少なくなった
春千夜にとって私はどんな存在だろう
もしかしたらもう幼馴染ということも忘れてるかも
竜胆「あれ、今日はドレス着てんの?」
貴方「この後、接客なの。」
灰谷竜胆は蘭ちゃんの弟
ふたりとも似てるけど性格は結構違う
蘭「良いなぁ。俺もAに相手してほしい〜♡」
貴方「言っとくけど、行為をしたことなんてないならね。諄いのは嫌いなの。」
私がやるのはハニトラに似たようなこと。
でも絶対に行為はしない
誘い込んで即やる
資料や情報は私のハッカーの技術があれば抜け出せるからね
竜胆「お前って反社の人間の割には綺麗だよな」
綺麗
私が一番嫌う言葉だ
でもそんなこと言えるはずがなくて
貴方「顔面国宝級の二人には言われたくない言葉だね。」
なんて言えば
お前も可愛くて綺麗だろ?
なんて笑われた
違うよ
服を脱げば過去につけられた傷だらけ
綺麗なのは隠されていない部分だけ
身体も心もホントは汚いんだよ
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月宮莉夢 - 最後の方ハラハラしたけど、ハピエンで終わってよかったです〜〜!! (2022年6月8日 22時) (レス) @page19 id: b5f61b261d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛姫 | 作成日時:2022年3月23日 0時