竜胆が溺愛する彼女

story13 ページ13

竜胆side





俺の腕の中で眠ってしまったA



映画を止めて俺たち好みのテレビに切り替える










めちゃくちゃ可愛い彼女が自分の腕の中で眠ってる

耐えてる俺めちゃくちゃ偉いと思う











蘭「ベッド運ぶ？」







竜胆「おう」











運ぶため立ち上がろうとしたときだった











貴方「ぉか………あ………さ………」











眠ってるのに静かに涙を流した

「お母さん」と呟いて辛そうな表情












こいつの親は小さい頃に事故で他界


それからは祖母に育ててもらい高校生からは一人暮らし











いつも明るく振る舞ってるけど
多分結構我慢してる











だから今日のお泊りも、今までのも俺が甘えるふりして

Aの寂しさを少しでも和らげてやりたくて計画したもの














竜胆「…大丈夫。俺がいる」









涙を優しく拭き取り立ち上がってベッドに運ぶ










蘭「俺らも寝るか。Aちゃん今日は珍しく悪夢見てるみたいだし」




竜胆「おう…」











俺がずっとそばにいる

嫌って言っても離してやんねぇ











大好き





じゃなくて愛してる












竜胆「おやすみ」










Aを抱きしめて眠りに落ちた






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作者です！



いつも読んで頂きありがとうございます！

溺愛シリーズの新作ワカちゃん落ち出しました！


ワカちゃんが溺愛する彼女


三ツ谷落ちもう暫くお待ちくださいませ。



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これからも、よろしくお願い致します。

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