竜胆が溺愛する彼女

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先に蘭くんがお風呂に入ることになり

竜胆と二人っきり







貴方「竜胆ちょっと髪伸びたね」







竜胆「んー、そうかぁ？」










もうお団子に出来ちゃうもん
長さが丁度いいのかきれいなお団子










ほんとお菓子みたいな髪色してて

そのお菓子を思い出して食べたくなる








貴方「美味しそうな色だよね」





竜胆「…バカにしてる?」






貴方「うーん、半分？」








ひでぇと拗ねる竜胆
本気ですねてないのバレてるけどね






竜胆「なぁ、キスしたい」






貴方「っ…な…んで…聞くの」






竜胆「拒否権ねぇけどな」









容赦なく甘いキスをされる私




何度も角度を変えて





何度も舌を絡めて









でもキス以上のことはしたことないの







竜胆は私にキス以上は求めてこない










貴方「はぁ…はぁ…ねぇ」





竜胆「何？」







だから聞いてみたくなった









貴方「なんで…キス…だけ？」








私の顔を両手で包み込んで

今度は触れるだけのキス










竜胆「大切な女に簡単に手だせるわけねぇじゃん…それに…万が一があっても…今の俺じゃ幸せにできねぇから」








ちょっと泣きそうになった


いつも可愛いとか愛してるとか



そういう愛情表現はあったけど









こんなにまで大切にされてると思わなくて






貴方「なにそれ…ずるい…大好き…でもムカつく」





竜胆「なんだよ…情緒不安定？」













竜胆のせいだ

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