竜胆が溺愛する彼女

story09 ページ9

貴方「甘いもの最高…癒やされるぅぅ！」








竜胆「リスみてぇ…可愛い…」









それぞれ違う癒やされ方をしているが
幸せなのは一緒











ここには竜胆と数回来たことあるけど


何回来ても飽きないし幸せなのは竜胆とだから










「あれ？Aちゃん？」








聞き覚えのある声に冷や汗をかく









貴方「げっ………さっきの……」







紫苑「覚えててくれてるの？！嬉しい！あ、灰谷さんお疲れ様です」







竜胆「…っす」










私以外には無愛想な竜胆

これも私が不安にならない理由の一つ












そんなことよりもどうしようか

今すぐここを逃げ去りたい









紫苑「ふふ、そんな嫌な顔しなくてもすぐ離れるよ。Aちゃんまた明日ね！」









急いでいたのか走って人混みへ消えていった紫苑さん











竜胆「…あんな友達いたっけ？」








貴方「…それがね」









今日あったことを竜胆にすべてはなす


正直私の何を見て友達になりたいと思ったのかもしらない










私の何に惹かれたのかもわからない

基本的に竜胆以外には話しかけるなオーラを放ってるし











それでもたまに告白してくる男子はいるけど










竜胆「まぁ…信じてみてもいいと思うけどな。あいつ去年も同じクラスだったけど…基本一人でいたし怪しくはねぇと思うけど？」












貴方「…私は…竜胆が隣りにいてくれるだけでいい。もう友達とか…そういうの怖い」










竜胆「んん！！可愛い！可愛いけども！逃げたまんまじゃ成長しないぜ？友達皆がみんな裏切るわけねぇだろ？それに…裏切られてもお前が一人になることはねぇし！俺がいるからな！」











今日は私が竜胆を癒やすはずだったのに

私が慰められててどうするんだ










ばか

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