story26 ページ26
貴方「スノウ見て。星が綺麗だわ」
スノウは私の梟。
眠れない夜はこうして一緒に星空を眺める。
こうして星を眺めているとドラコ君に会いたくなる。
最近の私はちょっとおかしいのかも。
寂しいのかな。
ドラコ君の優しさに甘えすぎてるのかも。
ドラコ「また、こんな夜に…風邪引くぞ」
貴方「…不思議。今丁度ドラコくんのこと考えていたの」
ドラコ「っ…そうか」
夜は寂しいけど何故だか落ち着くのよね。
家では1日の終りにやっと私が私で居られるのが夜だけだった。
貴族のわたしの家庭は苦しかった。
両親の期待にも応えなければいけない。
周りの人に褒められる振る舞いをしなければいけない。
だからホグワーツへの入学が決まった時は嬉しかったのよね。檻から出られるような気分になった。
それがいけなかったのかな。
私はスリザリンではなくグリフィンドールになってしまった。
ドラコ「まだ悩んでいるのか」
貴方「…私の両親は純血主義だもの。いくら優しいとはいえ良くは思ってないわ。」
ドラコ「それでも君は君だろ。僕は…君がどこの寮でも友だちになった。君だから僕は友だちになったんだ。」
私だから…か。
私はどんな人だっけ。
本当は何がしたいんだっけ。
貴方「…私…自分のこと全然知らない…」
ドラコ「じゃあ僕が教えてやる。君は笑顔に感情を隠すのが得意で、大人しそうだけど本当は甘えたで好奇心旺盛。差別しない僕の親友だ。」
もっとあるぞ と圧をかけられ私はうつむいた。
ドラコくんは私よりも私を見てくれている。
それがなんだか嬉しくてうつむいていた顔を上げて
自然に笑顔になれた。
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愛姫(プロフ) - 黒猫あいすさん» ありがとうございます💕🥺 (2月27日 23時) (
レス) id: 4f1d8b2671 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫あいす - うわぁあ物凄くどタイプな小説です！！やっぱりドラコは尊いですな。これからも進行頑張ってください！無理はしないでくださいね！ (2月27日 20時) (レス) @page25 id: 0c670390f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛姫
| 作成日時：2024年1月31日 8時
