花のような恋【賢者の石偏】 (ページ33)

今日:20 hit、昨日:13 hit、合計:47,319 hit

story33 ページ33

図書室が近づいてきた頃

図書室の前にポッターくんたちがいるのが見えた。

どうしてあの3人はあんなとこにいるのかしら。

今一番会いたくないのだけど。

そう思ったときだった。
図書室から蒼白な顔をしたクィレル先生が飛び出し私とぶつかった。

貴方「っ……いったぁ…」

クィレル「ミスフォックス……あの時ぶりですね」

貴方「あの時は、油断しましたわ。それで？今日はどんなお話をしていたのです？ヴォルデモート様と。」

自分でも殺気が立っているのが分かる。
でもクィレルを倒したいんじゃない。

私の目的はあいつだけ。

だけどやっぱり私は大人にはまだ敵わないみたい。
杖を構えた瞬間杖を弾き飛ばされ気絶する呪文をかけられる。

でもすぐには倒れてやらない。
私我慢強いのよ。

だれよりも

貴方「っ〜……はぁ……ポッター！スネイプ先生に今見たすべてを伝えに行って！！速く！！！」

ポッター君はなんの返事もなくすぐに向かってくれた。
グレンジャーさんたちも一緒に。

杖がなければ何も出来ない。
取りに行きたいけど、意識が朦朧としてる。

貴方「サルビオ・ヘクシア」

私が唯一、杖無しでかけられる魔法。
呪いを避ける呪文。

自分自身にかけ最悪自体を避ける。

クィレル「これはこれは……さすがミスフォックス。スネイプ先生のお気に入りなだけあります。まさか杖無しでも魔法を使えるとは………でも……そろそろ限界でしょう」

だから防護魔法をかけた。
何かあっても、なるべく迷惑はかけたくないから。

ただの子供じゃ…ないんだよ私。