花のような恋【賢者の石偏】 (ページ14)

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「おい、あいつ先生が好きらしいぜ。しかもスネイプ」

「えー？スネイプ先生かわいそう」

「生徒と教師。それ以上の関係になったら先生がクビだよね」

最後の言葉で私はズドンっと岩を乗せられた気分だった。

密かに過ごすといっても、広間へ集まったりするときは行かなければならなかった。

勇気を出してきたのに
私の足は入り口で止まって、くるっと後ろにまわる。

私が好きなのは先生。

でももし問題を起こせば先生が悪くなる。

そこまで考えたことなんてなかった。

こわかった。

改めて私が何かしていないか。

「あら…？Aじゃない！どうしたの？また…泣いてるじゃない！」

目の前にはパンジーとドラコがいた。

この二人だって噂のカップル。

噂はすぐに広がる。

現に私がセブルス教授を好きなことが数日でこの騒ぎだ。

私、だれにも話してないのに。

ドラコ「気にするな。誰が誰を好きになるのは自由だろ。」

貴方「っ……違うの……私は何言われてもいいの。でも…でも……私のせいで……教授………先生が傷ついたり……先生になにかあったらって思うと怖くなって……」

パンジー「大丈夫よ。相手はスネイプ先生よ？そう簡単に間違いなんて起こらないわ。」

それでも怖かった。
距離感も何も考えて無くて

自分のことしか考えてなかった自分に腹が立つ