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story07 ページ7
三途side
俺が生きる世界は闇。
俺の好きな人が生きる世界は光。
初めて会ったのはバーだった。
酒なんて飲むような顔してねぇのにその日は倒れるほど飲んでいた。
店員の話によれば溜め込んでいたものが爆発したらしい。
会社のこと、家族のこと、友人のこと。
でも恋愛はこれまでにしなかったらしい。
理由はマスターも俺も知らねぇ。
その日から俺は四ノ宮Aのことが気になって仕方がなく
“お気に入り”と言い聞かせて女のそばにいる。
好きなんて言えねぇ。
俺はこいつとは生きれない。
でもそばにいたいと思う俺は矛盾してるな。
貴方「あ、春くん！竜胆さん！お疲れ様！」
竜胆「おー、早いな。」
貴方「飲むの久々なので楽しみだったんです！」
へらへら笑う顔も可愛い。
白い肌もぷっくりしたピンクのくちびるも
ほんとは全部食っちまいてぇ。
でも傷つけたくない。
こいつは特別だから。
その辺の女とは違う。
初恋の相手だ。
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作者名：愛姫
| 作成日時：2023年4月17日 23時
