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story13 ページ13
春千夜side
貴方「好き……」
そう呟いて寝たこの女。
言われた俺は放心状態。
まさか俺を本気で好きなんて思わねぇだろ。
都合よく扱ってるのに。
そばに置くのが怖くてずっとお気に入りのまま。
三途「とりあえず…運ぶか」
駐車場に車を止めて
家まで抱えて運ぶ
ベッドに寝かせてその場に俺は座り込む
気持ちに応えたい。
俺だって本気で…
でも…こんな心まで綺麗な奴をこっちに連れてきていいのか？
こいつは
ここのままのほうが幸せなんじゃねぇか
貴方「ん……は……る……？」
三途「起きたのか」
貴方「……ここに……いてほしい」
三途「明日は休みだしそのつもりだ」
フニャッと笑顔になる彼女は可愛過ぎる
この笑顔を無くすことになるかもしれない
俺がこいつを俺のもんにするってのはそういうことだ
三途「…俺がもしも…お前についてきてほしいって言ったらどうする？」
貴方「んー？ついてくよ。春くんのそばに居られるならどこへでも。」
その言葉を信じても
いいんだよな
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作者名：愛姫
| 作成日時：2023年4月17日 23時
